1796年、レッツ社(Charles Letts & Co Limited)の創業者であるジョン・レッツは、英国ロンドンで文具商を営み始めました。ほどなくして、店の顧客であった商人たちから「日々の商品在庫や帳簿の記録を書き留められるようなものはないか」 という声が多く聞かれ始めました。ジョン・レッツはこれらの声に応え、1812年、世界で初めて商品としてのダイアリーの制作に成功し、販売を開始しました。
この 「元祖」 ダイアリーの誕生以来約 200 年にわたり、「レッツ」は他の追随を許さない伝統的な品質・デザインにより、ダイアリーの代名詞として世界中で親しまれ、英国王室をはじめとして、チャールズ・ディケンズ、リヴィングストン博士、ジョージ・バーナード・ショウ、アーサー・サリヴァン、ルーズベルト米国大統領など、各国の著名人に愛用されてまいりました。

現在もレッツダイアリーは、世界中で多くの著名企業のコーポレートダイアリーとして使用されています。

レッツ社のダイアリーは、その比類のない創造性と伝統的品質により、常に世界のダイアリーをリードしています。レッツ社では、伝統的品質を少しでも犠牲にするような機械化は導入せず、いくつかの工程では今日でも手作業で製造が行われています。

今日、世界中でつくられているダイアリーの装丁・製本技術、ページデザイン、その他の形式などの多くは、レッツ社の考案を模したものとなっています。つまり、レッツのダイアリーが、今日の全てのダイアリーの「起源」 なのです。

現在、レッツ社の生産する年間2,200 万冊以上のダイアリーは、英国をはじめ全世界75ヶ国以上で販売されています。英国では、国内で生産されている全てのダイアリーの実に40%以上がレッツ製品です。

レッツ社の企業目標は、環境への負荷を
最小限におさえ、常に環境に配慮する会社であり続けることです。レッツ社は、数多くのリサイクル製品およびリサイクル可能製品を取り揃えるとともに、常に自社の製品デザインや商取引慣行が環境面で適正なものであることをお約束します。レッツ社は、FSC森林認証を取得しており、可能である限り、FSCあるいはPEFC認証を取得している製紙会社からの原紙購入ならびに再生可能な自然エネルギーの利用に努めています


タイザー株式会社は、レッツ社の日本における企業向けダイアリー製品の輸入販売に携わり、30 年以上の実績を有します。
当社は、近年レッツ社とのダイアリー編集システムの連携体制を確立し、レッツダイアリーとしては世界で初めて、ローカル言語によるコンテンツの再編集を可能
にしました。この新しいシステムでは、当社はお客様のご要望内容にもとづいて必要なレイアウト、コンテンツの編集等を東京で行います。 ダイアリー本体は、従来通り全てレッツ社英国本社工場で製造します。
つまり、"レッツダイアリーのコンセプトはそのまま"に、日曜・祝日の赤色表示、祝日名の日本語表記、貴社のオリジナル情報ページ編集など、さまざまな 「カスタム版仕様」 のためのご要望にお応えすることが可能です。また、海外配布用としては多言語処理も可能です。また、表紙材質・色などの装丁、コンテンツのレイアウトも、100種類以上の組合せからご自由にお選びいただけます。

 私どもは、このシステムによる "Letts of London"フルカスタムメイドダイアリーの販売を積極的にすすめています。
 
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